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以前も同じような解説ブログを書きましたがその際は国債発行が前提になっていてめんどくさいブログになっているので、いまはスマートに通貨発行で説明をしています。一応今の制度で国債を前提としている古臭い日本ですので、国債についても正しい実際の話を付け加えています。


「財源がないから政府にたかるなよ」「財源の根拠は」
こういうことをいうめんどくさい無知な人がいますね。

本読めやボケで終わりなんですが、間違って古臭いアダムスミス系の経済入門本なんて買われたらより一層緊縮思想に汚染されてしまい「パターン青シト」になってしまいますので、ちゃんと説明してみたいとおもいます。
ケインズマクロ経済学の中で、財政に絡む貨幣の真実を明らかにした「現代貨幣理論」で説明されている真実を理解してもらえたらとおもいます。

ブルーハーツの歌で「見てきたことや聞いたこと、今まで覚えた全部デタラメだったら面白い、そんなことあるのだろうか?」

あるんです。

我々は騙されていたのです。国の借金ガーというアレです。国民を恐怖のどん底に陥れて消費税増税已なしと苦しい生活を虐げられてきたわけです。

それはおそらく、徴税してそれで税収として行政の運営予算とするって習ってたからですね。
これはデタラメなのでございます。

まあわかりますよ。私もそう思ってました。
普通に家計的に考えれば、所得による歳入があってその枠の中で歳出ですものね。
家計はそれが正しいのですが政府は違うのです。

この政府にとって税金による徴収を収入としていないことを「スペンディングファースト(支出が先)」ということで解説します。
そんな馬鹿なと思った方は、落ち着いて考えるとこの理論すぐ納得します。


「スペンディングファースト=税収額に関係なく予算支出が先」
さて、税金ってのは後払いです。
何を言っているかというと、その年度の営業活動で計算した税金を収めるのは、翌年の確定申告のときですもの。

具体的な例としては、令和元年として、令和元年の企業や個人の売り上げに基づいて、令和元年の年末で帳簿を締めますよね。
次に翌年の令和2年の3月15日の確定申告までに所得税の決算をして納税しますよね。その前に終わっているんでしょうけれども最終取りまとめ日はこの日迄。

その間、令和元年の政府はどうやって運営してるんだって話です。
だってその年の税収入額なんてわからない、つまりその年に執行する分の徴税はまだしてませんよね。

いやそれは平成最後の年の予算で賄っているだろうということも思いつきますね。
まあそれはそうなんですけどね。

ではもう少しわかりやすく例をだしましょう。
一番最初に日本政府ができたときのことを考えてください。
徴税もしてないのにどうやって予算を捻出しているの?

それはですね、日本銀行に依頼をして必要な額を通貨発行して予算を執行しているわけですよ。
厳密にいうと政府が予算を組むための必要な通貨を日銀に支持をして通帳に入金してもらいます。

具体的に政府の予算執行を見てみると、
政府短期証券を発行して日銀に通貨を発行するように依頼して予算を執行。
行政サービスに支出をしたり、公共事業や、社会保障などで国民にお金を回して、国民経済にお金が流通し、企業などがそのお金(通貨)を元に公共事業やら商業活動やらサービス提供を行い、お金を国民に使ってもらって、決まった税率により納税をする。


政府が支出をして通貨を国民に供給して経済活動がスタートする。
なぜなら通貨を発行できるのは政府(日銀)しかできないからです。

であれば、通貨つまり「お金」がたくさんあって流通・循環する量が多いほうが経済は活発になるのは誰にだってわかる話ですね。

ですので、政府が通貨を発行して投資をしたり社会保障に使って、国民はその循環しているお金を得るために労働により給料としてお金の量を増やすというのは経済の基礎です。そのお金の流通量の中で経済活動が決まります。
ですから今は経済が低迷しているといことは、全く財政支出が少ないし、消費税でお金を政府に巻き上げられているので、お金が循環していないので、お金の価値が上がってしまっているということになります。
補足をすればおかしな戦争状態なので今はコストも跳ね上がっています。
給料が少ないのに物価が高い。であれば何をすればいいかなんて普通はわかりますよね。そうです。お金を増やすのは政府しかできないんだってこと。

その通貨発行量の枠すなわち全体のパイの大きさが、国民の経済活動が活発になるか停滞するかが決まるということですから、当然ながら通貨発行量すなわち国民経済のパイが大きくなければいけません。
ですから財政支出で通貨を発行を怠ると経済が縮小します。イコール国民が貧困化するということです。

これは流石にわかりやすいですね、自分で書いてて初めて納得する説明ができた気がします。
ここテストにでます。

ということは、政府は税金を集めなくても、日銀にお金を借りることで予算を組めるわけです。
ここまで説明した通り政府が依頼をすれば日銀は通貨を発行できるからです。

ここで国債を発行するだのということで、借金しているような概念が入ってくるから私は国債発行などやめた方がいいと思っています。返さなくてはならいというのは国債のことらしいのですが、国債ってただの通貨発行残高なので誰にも返済は必要ないですし、国債償還ルールという借金返済ルールを儲けている国は日本しかありません。財政法を作っているのは財務省なので頭が悪いんですね財務省って。


金本位制と管理通貨制度

税金を払う前に政府は支出をしているということがわかりましたね。
昔は通貨を発行する制約があって、それは金の保有量に応じてしか通貨は発行してはいけないというおかしなルールがあったのですが、これを金本位制といいます。

このイメージから抜け出せないブラッシュアップすることができない人がたくさんいます。

この金本位制が撤廃され自国通貨を国の裁量で発行していいという国定信用貨幣にシフトしたのは1970年のニクソン大統領のアメリカでした。

もうやめよこんな誰も幸せにならない経済が滅亡してしまうルールはってことです。

この金本位制のデメリットは、国際間で金の交換時の不平等があったり、金が政治的パワーでどこかの国に集中したり、通貨を増やしたいからゴールド金を他国から買わなくてはならないので結局ゴールドを買って増やしてもすでに通貨を発行してしまって意味がなかったり、結局のところは、どんなに国民が頑張っても通貨が発行できないので国力を増強できず貧困国から這い上がれないということなんです。

そんな中お金の奪い合いは盛んになりヨーロッパを中心に覇権争いが始まります。
ナポレオンの頃の英仏戦争においては長期戦を余儀なくされていたので、一案を投じ、イギリス中央銀行が戦争でゴールドの売買なんてできないから、国内限定でいくらでも通貨発行するという国内のルールを作りました。そしてその通貨で戦争費用にあてがいました。そうでもしないと当時ゴールドが集中していたフランスには勝てなかったからです。そんな国際ルールなど戦争の時に守ってられるかよ。ってことですね。

そして、戦争が終わってみんなは気づきました。
あれ、金本位制って意味なくね?

ということが次第に勘づき始めたわけですが、やはり人間というのは愚かですから、また金本位制に戻そうとする富の独占をしたい富裕層や頭のおかしいアダムスミスやエンゲルスというお馬鹿なケーザイ学者から派生した一般均衡理論の主流派経済学の抵抗により、金本位制に戻した結果、経済がまた不安定になり第一次世界大戦後には世界恐慌がおきてしまいました。
第二次世界大戦後に、また金本位制に戻そうとしましたが、ケインズの経済理論などが浸透し、1970年代にニクソンの米国で金本位制からの脱却を図り、今のような自国通貨発行方式、つまり国定信用貨幣制度とか管理通貨制度と言われるルールに変わりました。

ちなみにこの金本位制と管理通貨制度については普通に現代社会の公民科目の授業で習うそうです。私らも忘れてしまたんですね。現代貨幣理論などを知らずとも学校で習っていたという。。。

教科書も正しく説明していますね。
金本位制においては、保有する金の量によって発行できる貨幣量が制限される。 管理通貨制度とは、金の保有量とは無関係に法律で定められた通貨制度にもとづいて、中央銀行が貨幣の量を管理する制度 管理通貨制度においては、国の信用によってお金の価値が決まる。

なので、いつも私のブログで書いている通り、国の信用とは国力であり国力とは供給力である。なのでここにいくら政府が投資をしても構わないということの意味が、この学校であまり勉強をしなかった私が社会人のおっさんになってやっと高校時代に追いついたわけです。長かったw

はい、これもテストにでます。


お金を刷るのではなく、通貨発行といいましょう。

まず通貨とは国内で流通する貨幣のことをいいます。日本では円ですね。
そして貨幣とはお金のことであり商品を交換したり買ったりする交換手段のことです。

よく通貨発行貨幣発行のことをお金を刷るという人がいますが、それだと紙幣しか流通しないことになってしまいます。
たしかにお札でどんとあるとお金って感じがしますが、それは預金通帳を見てニヤニヤしている人に失礼です。これもお金なんですからね。

通貨発行とは「日銀当座預金」という通帳にデータとして記帳されるだけなのです。もちろん貨幣発行といってもいいです。ですがドルは作れないので円を発行とか、それならば通貨発行でいいでしょう。ってことですね。

よく日本銀行券は借用書だとか貸借関係だとかいう人がいますけども、確かにそうかもしれませんが、そんなことを言っていたら、ちょっと難しくなってしまって、なら俺が働いた金は誰かの借金を奪ったものかよ!みたいな発想になるので、お勧めしない説明です。
説明って意味わかんなくするとダメなんですよ。
そして意味がわかんなくなる要素というのは大体が不要な物だったりする。この場合国家の通貨にける国債とか負債という概念です。

昔は私もバランスシート説明するといいんかなって思ってましたけども、意味ないんですよ、国債とか負債とか債権とかじゃないのでね。先ほどの通り「通貨発行は国の信用でできる」って高校の時におそわっているでしょう?

ようは何もないところから国の意思によって生み出しているってことを理解すれば、国から通貨が世の中にぐるぐる流通しているのを、仕事をたくさんして俺はたくさんもらってんだぜ、現金で支払いが必要ならお札で、クレジットカード払いなら預金通帳から引き出されるぜ、って覚えた方がいいです。

もうこれだけで十分です。
そうなればスッキリ頭の切り替えができたでしょう?

問1)通貨はお札のことですか? 
 ⇨違います。それは紙幣といいます。通貨発行は刷ってません。吸ってもいません。預金通帳にクレジットするだけでーす。

問2)貨幣(お金)で物やサービスを買う手段はにはどんな支払いの種類がありますか?
 ⇨お札(プリペイドカード、商品券)、硬貨、預金通帳(クレカ、小切手、口座からの支払い)


租税の本当の目的とは
ここまでの説明を見ていると、であれば租税(徴税)は税収のためにやっているわけではないので、それならば必要ないじゃないかって疑問が生じますね。

大学の講義で教えられるのは「公共サービスを提供するための資金調達」とありますが、これは間違いだということです。

地動説と天動説、コペルニクス的転回、今まで信じてきたことが嘘だなんてってことですよね。
ここでブルーハーツの歌が聞こえてきたらあなたの勝ちです。正しい貨幣観が身についたということになります。

というか落ち着いて考えればそりゃそうだよなってことです。そのためにここまで説明してきて皆さんは理解したんだから問題ないでしょう。

税は財源ではない。ではなぜ徴税するのだろうか。

いくつかあるのですが、国家として主に3つほど「租税」には目的があります。

①景気調整弁
政府がたくさん財政支出をしてお金(通貨)を供給することにより国民は潤うことは説明した通りです。これがうまくバランスが取れなくなり、お金がたくさん回ってきて消費が盛んになる高需要⇨それに負けじと儲かるならどんどん企業は投資をしていくという供給力増強の高圧経済。
これがぐるぐる好循環をして経済は大きく活性化します。

ですが市場経済は思った通りにはいきません。ナマモノですからね。
ですので租税が機能するわけです。

需要か供給どちらかがなかなか追いつかずにバランスが取れない場合も出てきます。

例えば給料はたくさんもらっていて消費をしたいんだけども、供給力が追いついかない。商売をする人は売れるんだから投資をする。ですので政府は放置していれば追いつくんですよ。これが高圧経済っていうんですけどもね。

上に行くか下に行くかって単純なはなしなんですけれども、景気がいいとお金が有り余っているので物の価値(物価)が上がり続ける「インフレ」になります。
多少のインフレはいいですし、先ほどの供給を頑張ろうとするので心配することはないのですが、残念ながら現代社会の経済には癌が存在していて、それは金融商品の存在です。

ものづくりの実体経済だけであれば需要が上がれば供給力がおいついいて経済はいい感じで循環するんですけども、強欲の株乞食がどんどん証券会社から金を借りて株に投機をして、どんどん物の価値を勝手に膨らませて弾けさせてしまいます。

これがどんどん積み重なっていくと実際に借金を銀行とかからするので自己破産する株乞食が増えると実体経済が傷ついてしまいますね。不当たりになるからです。

ですから冷や水をかける必要があり、そのまま放置するとバブルになります。
それを抑えるための自動的対策、つまり埋め込まれた経済安定化装置を税率に仕込んでおけばいいだけです。
これを適切に直接税である、所得に対して適切な税率を適用しておけば、景気がいい時には大きく徴収され、景気が悪い時には少なく徴収されるというバランスの取れた税率になります。これは経済を助けることになります。

これが、景気調整機能といわれる「ビルトインスタビライザー」です。


②格差是正
多く稼いだ人は富を独占しないように税率を上げる。少ない人は税率を下げる。
こうすることで格差拡大を抑え、国民の共同体の意識を保つということが重要になります。
お金持ちはやはりわがままになることがおおいです。
そうするといろんなものを独占していきます。人の欲求というのは際限がありません。
そうなるといつしか皆の分も奪おうとします。いい例が水道民営化に投資をする富裕層など、普通お前それやるか?ということに対して国民をいじめても自分が儲かるように政治に圧力を描けるようになります。

そうなると国民分断が起きて、災害のある島国の我々は助け合いの精神がどうしても必要となります。
富裕層の偉そうなじじいが、瓦礫に挟まれた時に誰が助けるかって話です。「あいつ調子こんでるやつだぜ、死んじゃえばいいよ」ってなっったらダメですよね。そうならないようにするには格差で国民を分断している状態では団結なんてできません。ですから政府がコントロールして調整をする必要があるのです。
いいじゃないですか、結局どんなに能力がある人でも物を売る才覚はないだけでチャンスを掴めないなんて人はたくさんいます。成功している人はチャンスを掴んだだけ、つまり運です。
たとえば消費税を増税して雇用を流動化しろっていまだに言い続けている桜田謙吾を見ればわかるじゃないですか。あれは頭が悪いですよどう考えたって、いまグローバリズムなんて失敗しているから止めようとしている流れがあるのに、彼は日本型雇用をいまだに否定して緊縮をして企業を外資に解放せよと言っている。

ですから富裕層になるには能力ではなく強運を持つことが必要となります。

だから富裕層は壺宗教に金を貢いだり、お祓いをしまくったり、数珠を腕につけまくっているわけじゃないですか。自分でもわかってるはずです。生んだってことは。

なのでいいことをしましょう。多く税金とられたってまたそのいいことが因果応報で帰ってくるんだからまた商売を頑張ればいい。それが自分の国の共同体を守る、恩返しをするということです。

歴史を振り返ればローマ帝国の貴族は道を作って国民から尊敬され権威を得ました。
日本の村文化共同体では、お祭りの資金を出したのは豪族有力者でした。実質その地域の氏子と一緒に町を盛り上げたわけです。

人は1人では生きていけません。そのことを彼らは知っていたからです。


③通貨が円であることの正当性を保つため。
日本においてドルで税金払えませんよね。そういうことです。円しか使えない。
これが通貨の担保です。

だからビットコインが通貨とはなり得ません。あれは株と同じで商品です。ですからそのビットコインという商品を売ってお金に変えてから、物が買えるようになります。
ビットコイン直接ではチョコレートは変えないということです。

あと参政党のマツダといかいう変な財務省上がりの人がデジタル通貨とか言ってますけども、なんか中国に対抗して新しい通貨をってさわいでますけども、この人大丈夫なんでしょうか。先ほども説明した通り、通帳は今やデジタルですよ。ネット銀行だってある。ようはすでにデジタル通貨なんです。通帳に給料を振込するときはデジタルでクレジットされるだけです。それ以外で何か目論みがあるのでしたらそれは悪意でしかないんだと思いますね。
先ほども言いました通り、難しくしている要素というのは意味のない物が多いということですから。
なぜ今あるルールを構造を改革して複雑にするかといえば、なんらかの企業が参入したいということで、これ以上は言いませんが、勘のいいみなさんならわかるよね。

本当に勉強をしないで経済を語るのだけはやめてほしいと思いますね。


ということでまとめると
・租税は「景気調整」と「格差抑制」と「通貨の担保」のためであって、「財源」ではない。
・もし財源が必要になれば財政支出による「通貨発行」をして通貨を流通させる。・
・管理通貨制度においては、国の信用つまり国力という供給能力によってお金の価値が決まるので供給力を育てるための財政支出は必要なことです。それにより国民が豊かになる。
・国債という概念は必要ない。通貨発行で済むからです。
・国債という制度を利用していくなら償還(返済)は要りません。自国通貨発行国ですから右手から左手に持ち替えるだけの「返済ごっこ」となるだけです。データ上でね。

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表券主義から国定信用貨幣論に導いた経済学者のクナップ。
MMTの貨幣の解説はクナップの貨幣理論がベースです。
国定信用貨幣論とは、貨幣とは社会的技術であり、貨幣とは国家が税の受領という行為によって信頼を供与したもの、これが国定信用貨幣論である。税金を円出払ってるってのは国定信用貨幣論で運用されているってことですね。なのでMMTをデマだって言っている人は頭がおかしいということになります。

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自民党と戦えとは言わないですが、せめて選挙に行って何をすべきかってことですね。国民が民主制国家で唯一悪政と戦える方法はなんですか?

ですが、民主制国家が落ちぶれる根本は、国民が大衆と化して、政治が大義のために信念を貫く意味がなくなるという成れの果てなわけですから、今更嘆いても仕方がないわけですが。











財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生
ステファニー ケルトン
早川書房
2020-10-06



==大衆から抜け出すための本を紹介==




中野さんの新刊出ましたね。社会科学を学べます。いま官僚制や合理主義について早速欲しかった情報が学べております。



すべての経済に関わるもの、為政者に読んでいただきたいですね。あ、志が高くないと途中で読むのやめてしまうかもです。地政経済学で世界関係を推し量る人が増えました。ナショナリズムというものを学ぶにはこの一冊。




公と民の関係性と為政者の哲学、国民統合一致団結、プラグマティズムな考え方で根本を理解できるようになるからこの本は不思議です。私自身もこの本によりいろんなことが見えてくるようになりました。一番読んで欲しい本かもしれません。




マキャベリズム、専制政治、民主主義、解放ではなく自由、個人主義ではなく個人の尊厳、それらを履き違えた全体主義、そういった人間と共同体の根本を問いながら、戦争の戦術と人間の駆け引きと、世界とはこうやって動いているという歴史の累積をまざまざと見せつけられる。
私はアマゾンプライムでどハマり中です。ラインハルトとキルヒアイスとヤンウエンリーに会いたい。




経済を語るなら最低限理解しておくべき本になりました。
ただありがちな翻訳がいまいちなんだという声がちらほら。







財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生
ステファニー ケルトン
早川書房
2020-10-06



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