国家存亡の危機なので、元寇に備えて貨幣について知りましょう。 : あまちゃんブログ

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（図では読みづらいということで文字起こしを追加加筆しました。）
国の借金ガー。by池上彰
という頭の悪い人に騙されるの悔しくないですか？
政府の負債なんですよ。事実無根。これって誰が言わせているんでしょうか？
そんな借金地獄だから国民はもっと税金を払えっていう自民党が支配する不条理な国、日本ではなく、もっと頑張ったら頑張った分報われる国に生まれたかったですよね？
そういう幸福度最低な国なんですよ。いつからこうなっちゃったんですかね。

株の富裕層が儲かる仕組みを政府が後押ししている。
企業の株価を上げるためには純利益が上がらなくてはなりません。
だから企業はコストカットや給与を下げたりしているわけですね。
モノやサービスを作っている労働者が安い給与で使われ、高い税金や社会保障費を支払わされ、
驚愕の消費税でものを買うことに罰を与えられている。

それでもこの国の国民は、国民をいたぶる自民党を保守だといって支持している。
これって「ストックホルム症候群」というんですね。

細かく説明をしなくても、このドラマの一説の意味が、今になってやっと理解できました。
当時は陰謀論だわーって思ってたけど、実際には「実体経済は不況」なのに「日経平均株価はバブル状態」であることから、あちゃーと思ったわけです。まさにこれだと。
この株価吊り上げのひとたちが「政府に甘えるな」「くれくれこじきか」「自己責任だろ」という

たまたま運が良かっただけの、「下級国民である非生産者で株（博打）で生活する不労所得者」が、
「高級国民である付加価値を生み出す生産者であるレベルの高い労働者」に対して、勝ち組を気取る逆転現象が起きているわけです。
まあそれだけ彼らはずる賢いわけでございます。正直に生きることがバカバカしくなってしまっては、その国は衰退してしまいます。

ですから、皆が株投資などしなくてもいいんです。富裕層が独占していくだけなのですから。
それよりも、働いた分高収入になる世の中にならんとだめでしょう。
しかも労働のあとの開放感というか達成感というか汗を流したって感じのビールってうまいっしょ。飲まない人はコーラでもいです。
しかしながら、株乞食どもは何食ってもうまくないはずですよ。
だって、働いて汗流してないんだもん。おまえらって一回さ、「私ら乞食どもは何も生み出せず、社会の中で揉まれたこともなく、お金があることを自慢するだけで、そのコミュニティのなかで自慢しあって、チャート眺めてるだけの、国の発展になんら寄与しない生き物です。労働者の皆さまが働いてくれているおかげで稼がせてもらってます。ありがたやー。また恵んでくだされー」って土下座しとけよｗ

ですから、私がよく言う、「国家観」と「貨幣観」が重要になってくるわけです。
戦うと言う意味でも、自民党がおかしいと気づく意味でも。

さてここからは、現代貨幣理論MMTで言っている、貨幣の説明を単純に（多分）わかりやすく説明します。
アメリカでは常識になっているMMT「現代貨幣理論」のさわりだけを、三橋さんのわかりやすい例えをお借りして、ご説明します。簡単ですので最後までなぞってみてくださいませ。
＊図の国債発行の赤字のところ間違ってたので直しました。（2年前作った資料だったのでアップデートし忘れてました。）

■超えなくてはならないハードル①

お金の種類や形態は１つではありません。まずここから洗脳を解いていきましょう。

●現金紙幣・小切手・手形
これらは形状のあるものですね。実際にはどこかがお金として保証をしている「債務と債権の記録」として金額が書かれて世に出回っているだけの紙幣なのです。たんなる債務と債権の記録用紙です。日銀やら銀行が保証しているから貨幣として使えるってだけの話でございます。子供銀行券は世には流通できませんし、偽造紙幣も同じく使ったら逮捕されます。
紙幣は日銀、小切手や手形は企業個人が発行できるが銀行が、
記載のある額を保証をしているって点がポイントです。

●日銀当座預金
我々の実体経済で流通はできない貨幣です。政府という信用を担保に、政府の国債に対して貨幣（お金）を発行します。これを「信用創造」といいます。細かい話はしませんが、オペレーション処理の中で、市中銀行の日銀当座預金が一瞬だけ登場しますが、書くだけで預金額が戻ったりします。つまり書くだけでお金が増えるのは事実です。

●銀行預金
口座を持つ国民（企業など）の信用を経て、書くだけでお金を貸す、つまり貨幣発行をします。これを「信用創造」といいます。いまどき現金紙幣で給料を払う会社はありませんからすべて銀行の普通預金口座経由ですよね。我々が何らかの借用書や小切手や手形を持ち込むことにより、記帳することで預金が増えます。

■超えなくてはならないハードル②

「お金とは債務と再建の記録」銀行と預金の始まりの話　➡︎これにより経済の本質が理解できます。

↪︎17世紀のロンドンの貨幣は金貨銀貨が主流金貨の管理が大変だった金細工匠（ゴールドスミス）が金庫に保管しますよというビジネスをはじめた。金貨を預かる際預かり証（金匠手形）を発行して渡した。

↪︎ゴールドスミスは金貨を払い戻しには来ないことに気づき、その金貨を元手に貸し出して利子を得るビジネスを始めた。金貨はみな強奪の心配があり持っていたくないので、すぐゴールドスミスの金庫に戻ってくる。

↪︎やがて金匠手形が商取引で使われるようになった。そこでゴールドスミスは金を借りにくる人に金貨ではなく金匠手形で貸し出すサービスを始めた。これが銀行の始まり

↪︎ここで言いたいのは、金貨がなくてもその信用に基づく金匠手形でをかせるようになった。預金を集めているわけではなく金額を記帳するだけで貨幣を貸したわけです。これが銀行業の始まりです。
↪︎現在も銀行は預金をあつめて、お金はゼロから預金通帳に金額を記載するだけでお金を発行して貸している。お金は現金を貸し出しているわけではなく記帳貸し出している。つまり書くだけでお金は増えるのです。すなわち「信用創造」＝MoneyCreeation

●ここでおきる様々な疑問
👉銀行は我々国民から預金（現金）をかき集めて貸しるんじゃないのか？　
➡︎貸していません。
👉銀行は預金を集める必要はないのか？　
➡︎集める必要はありません。
👉んじゃあ全員が現金紙幣を引き落とすことになったらどうするんだ？　
➡︎銀行は日銀の口座に日銀当座預金を持っていて、そこから現金紙幣を得て引き出す人に渡している。

■超えなくてはならないハードル③

国債発行のプロセスはお金は書くことで創られる「信用創造」により財政出動しても政府の借金は相殺されます。
↪︎政府は国債を発行して日銀から当座預金にお金を発行してもらう公共投資をする際、民間企業は日銀当座預金に口座がないためこのお金を支払うことができない。そのため「政府小切手」という形で支払う。

↪︎公共投資を請け負った民間企業はこの「政府小切手」を銀行に持ち込んで「銀行預金」に変えてもらい資材調達や下請け企業や社員への給料を支払う。
↪︎「政府小切手」が持ち込まれた銀行は日銀に持ち込んで「日銀当座預金」を増やしてもらう。
↪︎日銀は政府の日銀当座預金から、その金額分を差し引いて、政府小切手と相殺する。（借金を帳消し）

■この図は財政支出をイメージしやすいように私がつくったやつです。

貨幣がどのように流通していくのかっていう、ざっくりではありますが、流れをつかんでくださいませ。

ちなみに国債発行プロセスは最近はもっとシステム的に単純化されていますが、この流れを抑えることが重要になります。意味を理解するためです。

さあどうでしょうか。これで以下の意味が理解できるんだとおもいます。
「日本は自国通貨国です。通貨発行を裁量で行うことができる主権が存在します。もし制約があるとすれば、生産つまり供給力を超えてしまう大きな需要を作るような財政支出だけ。つまり今はデフレですからたくさん財政支出をしてもいいのです。しかもコロナですから。アメリカの200兆円の補正予算並みに支出しないと国民は極貧になります。」

このことについては、「国債発行は貨幣供給である。」と三橋さんはおっしゃってましたが、まさしくその通りだとおもいます。
べつにMMTが世の中のことを決める指針でわなく、もともと同じことを主張していた人に、学者が事実を精緻化して提供されただけで、あらためて積極財政派の論拠が正しいということが証明されたわけです。貨幣の法則としてね。

そして、この基礎事実を理解することにより、私の冊子も「バカなこと言っている」ではなく「確かにそうだよな」というふうに理解度が増してサクサクよめ、ディスっている内容でクスッとすると思います。

私がこの保守ブログランキングにいるのは、保守と言われる皆さんが持っている「国家観」に「貨幣観」がプラスされることによって、完全な経世済民が行われるということを期待しているからです。

今を見るとリベラルや左派と言われるひとだけが貨幣観を持っている。
それでは宗教国でもなんでもない「神道という天皇陛下という良心の下で国民同士が助けあう、歴史が最古の国家」は終わってしまいます。

ですから、
藤井聡さんは、経済的には問題ないのだから国民を救うために筑土構木により公共事業でインフラを維持メンテしようと世に広めている。
ですから、三橋さんはデータに基づく経済論だけではなく歴史文化伝統も世に広めている。
ですから、中野剛志さんはいち早くMMTを紹介して皇統・神道・日本の道徳と言う観点から政治哲学を世に広めている。

国民がいかに緊縮を続ける自民党や財務省と戦うかであり、世界を侵略する元寇（蒙古襲来）により、国民が一致団結して、見えている敵を認識して戦うことができるかにかかっているわけです。というか、もうグローバリストは日本を食い荒らしているんですけどね。