あれは確か2000年対応で徹夜とかしてた99年ころかな〜
まだ私は若かったw

昔からスティーヴィーワンダーが大好きで、もうこの人のようにソウルミュージックの申し子的な人は出ないんじゃないか?って思っていました。だからこの人だけ愛してればいいなんて。
(実際この人はポップミュージックでも成功を収めたのですが)

そんな凝り固まった私の思いをぶち壊してくれたのがテレビから流れたCMでした。


なんだこのおしゃれなゴズペルシンガーは?
当時パソコン通信やタワレコに行って調べまくった。

彼女はすんごいソロアルバムをつくって売れに売れまくっとるってこと!!
アルバムは空前の売り上げを記録し、安室ちゃんやMISAが大好きと公言し、ヒップホップであるにも関わらず日本でそして世界でローリンヒル旋風を巻き起こしていること。

彼女のスタイルを真似る。たとえばデニムジャケ・ニットのベレエ帽のレゲエテイスト、赤いレザージャケットをタイト目にロングデニムスカート?を合わせる。そんなオシャレな女性がたくさんいた。



なんだ?ラップとかあんまり知らんけど、韻の踏み方がすっごいな。ただ喋って怒鳴ってるだけのラッパーしかいなかったのに、こんなにリズミカルで言葉遊びが。。。あんま英語しらないけどw

しかも聴けば聴く程頭から離れん。そして全て彼女が作ってボーカルアレンジメントをしている。
何でも、彼女は私の尊敬するStevieWonder DonnyHathawayで勉強したっていうから、こぶしをまわすところもチェックしたい。どんくらい歌が上手いのかチェックしたい。
そういや、天使にラブソングって映画に、この人に似た歌のうまい女の子いたなーってことで、レンタルビデオ借りて見返すと。


あっはーーー。すげーーーー。
マライヤやホイットニーも歌はすんげーけど、低中音域のボイスコントロールについては完全に上をいってる。常に歌を歌っている証拠だね。こりゃ。

もうどハマりですよ。

しかも誰の真似もしていない曲を書いている。いやフレーズはオールドスクールを踏襲しているけど、意図的なキャッチーさはなく、かっこよくボーカルアレンジとDJプレイと生バンド音を重ね、誰も真似のできない曲を作り上げる。
彼女は当時インタビューで確かこんなことを言っていました。
「偉大なる先人達の曲を、私たちは沢山聴いてきました。嫌が応にも耳に染み付いているのだから無意識に影響を受けている。今の時点で新しいメロディコードはない、つまり出尽くしているのです。それでも曲作りは自分の中から生まれてくる、溢れてくる感性でなくてはならない。それが優一無二のオリジナルとなる。よく見かける意識的に他人のコードを真似ようとしたものは、それだけのものでしかないのです。分かる人には見抜かれ、冷められてしまう。」
※ソースがうろ覚えなんで若干盛ってますがwこんなことを言ってました。


彼女の功績は大きく、ヒップホップをメジャー音楽へ引き上げた彼女のパワーは、記録として残されてはいないが、偉大な改革を成し遂げたと言える。
・女性そしてヒップホップシンガーとしてグラミーの主要部門を独占(ソングオブジイヤーだけはタイタニックでしゃあないw)
・陽が当たらなかった女性ヒップホップシンガーが、ギャング系プロデューサーから強要されるセクシーなことは淘汰された。
 *昔は普通にぼかしが入るPVなんてあったのだから恐ろしい。。
・彼女は、黒人ラッパーのパーティー音楽としてのお下劣さを猛烈に批判。ある大物アーティストを批判しましたね。パフなんとかw そこから路線を変える流れを作った。
・男性のリリックに女性軽視は一切なくなった。女性の主張は自尊心を大事にするものが多くなった。
・スキルの無いアーティストに対する警笛により、少なくとも女性シンガーの質が上がった(と私は感じています。)結果、セルフプロデュースすることが当たり前になった。

以上これらの功績を残しながら彼女は何故仙人のようにみんなの前から姿を消したのか。
私は、上記の主張が強すぎて敵をおおく作りすぎたんではないか?とおもっています。まあ出る杭打たれるってやつですね。
それから、税金やサポートミュージシャンへの対価や未払いの問題。これはこんだけアルバムが売れれば、協力なブレーンやマネージメントが無いのだから、線引きも無いだろうし歩合制だったのかもしれないけど、もっと金よこせよ!ってことだろうよ。

まあそんなことで彼女の音楽エデュケーションが学ぶ価値がなくなることは無いのだが。。

そんなこんなで、しばらく顔を出さなくなってる間に行われた、CurtisMayfieldの追悼ライブパフォーマンスです。彼女にはこういうソウルフルなバラードも、オリジナルではたくさん作ってほしかったし、聴いてみたかった。(カーティスとグラディスのカバーです)


それから、去年ビルボード東京に単独ライブに彼女は来ました。そう5万を払ってみてきましたよーーw
写真や動画は禁じられたのでとりませんでしたが、めっちゃ握手してもらいました。
英語わからない私はしっかり目を見て話をして!って彼女の期待に「サンキューベリーマッチ」といってしまった、、、汗)俺の馬鹿w


そして、ずーーーーっと待たされ、ずーーーっとモヤモヤしていて、誰にぶつければいいのかわからなかった、「私のローリン・リスペクトの気持ち」と、一旦さよならしてきました。


声は枯れても、エルブギ節は健在でした。
そして、とってもチャーミングな、顔のちっちゃい、とても品のある女性でした。

Robert Jonson  Nina Shimone  Stevie Wonder  Jimi Hendrix  Michael Jackson  そして Lauryn Hill

音楽にはスキルが必要であることを訴え、偉大なる先輩達の曲に尊敬の念を持って再評価や再構築をする音楽技法を広め、ブラックミュージックを秩序立てた結果として変革をもたらした彼女は、
偉大と名のつく黒人の音楽家達と並び語られていくことだろう。
・・決まった( ̄ー ̄)

それでは、さよならさよなら

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