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自民党は国を守る責任を放棄しているのだから政治をやるなよ。
もしかするとわざとやっているのだろうか。



露国防省は、日本海での演習に参加していた海軍の潜水艦2隻が巡航ミサイルの発射実験に成功したと発表しました。日本海で共同訓練を行っている日米の動きをけん制するねらいもあると見られます。ロシア国防省によりますと、日本海での演習に参加していた太平洋艦隊のディーゼル型の潜水艦「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」と「ウォルホフ」が14日、巡航ミサイル「カリブル」の発射実験を行い、海上の目標に命中させたということです。この演習には、太平洋艦隊の15隻以上の艦艇などが参加していたとしていて、発射された「カリブル」はロシアによるウクライナへの軍事侵攻でも使われています。日本海では、海上自衛隊とアメリカ軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群が共同訓練を行っていて、ロシア側としてはこうした日米の動きをけん制するねらいもあると見られます。

このニュースを見たときにはとても恐ろしいことが起きたと思いましたね。我がもの顔に日本海を中露の軍艦が通っていることは知っていたが、北朝鮮のように無秩序でミサイルをぶっ放すなんてやられてませんでしたから、いよいよ北海道とられるんじゃないか不安がよぎった人も多いんじゃないでしょうか。

このまま日本はロシアと戦争になってもアメリカが守ってくれると思っているんでしょうか。いや思っているからこそウクライナ侵略でロシアに何の策略もなく、国際秩序に従ってロシアの外交官を追放したんでしょう。食糧やエネルギーはどうするんですかね、何か対策立ててからやったんですよね、追放自体はかまいませんが、北方領土問題を強制的に解決できる軍事力を持ってるんですよね。
領土領海はくれてやれと思っているのなら誰かに政治を代わってください。当たり前の話ですよ。

先に解決する問題を先送り放置して「ロシアを制裁してやったぜ!」なんてやってるのはアメリカの言うことを聞いていればいいという無責任さが招いた本末転倒の結果であり、その後の展開を予想していないんだろうと。

実は昨年、ロシアはこのミサイル発射を含めた軍事演習をやろうとしていたわけです。



ロシア政府が、日本の排他的経済水域(EEZ)の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺を含む日本海海域でミサイル演習を行うと通告したことが1日、日本政府関係者への取材で分かった。7月にも同様のミサイル演習を通告しており政府は情報収集を急ぐ。また、ロシアが不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島でも新たな軍事訓練を行うと通告したことも判明。日本周辺での軍事活動を常態化する恐れがあり、政府は警戒を強めている。政府関係者らによると、ロシアは今月3~9日、日本のEEZ周辺を含む日本海の広大な海域を指定し演習の実施を通告。海軍の艦隊がミサイル発射訓練などを行うとみられる。

であれば1年前の記事「2021/10/1」ですから、日本はロシアに対して防衛力を強化する必要がありましたが、中国が尖閣を実質支配下においている状況を加味し、すでに増強体制に入ったんだろうとおもいましたよ。

いや流石に俺も言いすぎているかもしれない、この国の自民党を舐めたもんじゃない、そりゃ当たり前でしょーさすがに増強しますよー愛する我が国を守るためにー、日本という国はいくらでも通貨は発行できるんだから、国家存亡の時なのだから、財務省が止めようが〜、いくら自民党ジャポンが無責任だからって〜、少なくとも10倍は防衛予算を組んでいの一番で防衛力強化をしますよう〜〜、ぼくちんのバカバカバカ〜

政府は2021年11月26日に決定した2021年度補正予算案で防衛関係費に7738億円を充てた。



すくねー。
貴様クソ自民党ワレ何してくれてんじゃボケ。国を守ることを放棄しすぎやろがクソが。貴様らが適当に誤魔化して責任を回避している、この没落後退をしている時間は戻せねーんだぞ、そうやってこの国は緊縮だの平和だの責任回避で何もしてこなかったツケが回ってきてるから中国に脅されて貧困国の独裁軍事国家の北朝鮮には舐められているんだろうが。この国が侵略される前に頼むから誰かに政治を代われや、いつまでのさばってるんだよこの国家存亡の時に。

いややばいですね。この状況で予算を減らされ続けて老朽化が進んでいる戦闘機に乗せられて、愛国心だけでやっている自衛隊員の努力だけで国を守ろうと考えているんでしょうか。
大東亜戦争は大本営の間違いもあったが今のように政治が責任を取らないことによる綻びで、学徒出陣だの特攻で散るという状況に追い込まれたわけではなく、流れの中で四面楚歌の中で国のために仕方がなくそうなっていったわけですが、いまの日本は最初からお金がないし増強もしてなかった状況で戦争を迎える公算が強い状況になってきました。
そして中国はパラリンピックが追わりましたので、いつ動くのか恐ろしい状況なのはいうまでもありません。みんなロシアウクライナで忘れていますが、いつ来るかわからないわけです。



ウクライナ侵攻を受けて、防衛費増額の議論が盛り上がっている。自民党安全保障調査会も今のGDP比1%程度から2%へ引き上げる案を今後の論点整理として示した。確かに、「戦争犯罪を繰り返す悪の帝国」と目されるロシアが、北海道にまで侵攻する恐れがあるという専門家やメディアは後を絶たない。この世界の混乱に乗じて、中国も尖閣諸島へ乗りこんでくると主張される論者もおり、簡単に侵略されないよう、日本も何かしらの形で核の抑止力を持つべきだと主張する評論家やコメンテーターも増えてきた。
「平和ボケ日本がようやく尻に火がついてきたな」と喜ぶ愛国心あふれる方も多いだろうが、残念ながら防衛費を増やしたり、核の抑止力を持ったりすれば日本が守られるという発想もなかなかの「平和ボケ」だと言わざるを得ない。潤沢な防衛費や核ミサイルがいくらあっても、間違いなく国を守れない。大事なものが、見事にスコーンと抜けているからだ。それは、「エネルギーと食料の自給自足」である。
残念ながら日本はこの二つがほとんどできていない。なので、敵基地攻撃能力を身につけたとしても、アメリカ・中国と並ぶ軍事大国になったとしても、他国とガチンコで戦ったら間違いなく負けてしまうのだ。

ようやくいろんなところで、防衛費とエネルギーと食糧自給率に関する問題点を指摘し始めました。このことすら自民党支持者はわからないんだとおもいますね。神国日本!なんて思っている節があるし、アメリカが守ってくれるなんて思っているお花畑感もひどすぎる。

日本はそのうち自民党ジャポンの献金のための政治と無責任放置主義を国民が大衆と落ちぶれて支持している国ですから、侵略の前に自滅することは目に見えているわけですが、

一方ドイツは最近変わったと感じています。
ロシアとは、地政学的ランドパワーの地続きの中でずっと覇権争いをしてきました。第二次世界大戦後はリベラル思想の政治が主導をして、「平和、人権、自由経済」という国際秩序でドイツはその中でヒトラーのやったことの十字架を背負って経済の中で戦ってきました。しかしロシアが欧州に対して改めて脅威であることを踏まえ、戦わなくてはならなくなったと自覚したわけで、リベラル秩序は自然と崩壊し、リアリスト秩序つまり現実主義の時代が訪れ、ドイツは軍事力を強化していくのだろうと思います。もう優等生で緊縮をして自由貿易で勝ちまくるドイツではありません。その国力を生かし軍事に添加すれば世界屈指の軍事大国になるでしょう。そのリミッターを外したのはアメリカでありロシアです。
もうどこの国も積極的に財政を使いまくって国を立て直し、不安定になって世界情勢からナショナリズムをもて国家を守ろうとするのが潮流になっています。つまり原点回帰です。そうなれば大きな戦争は近いということを感じているからですね。
ですから自民党が強欲で無責任の極みを続け結果として政治のレベルの低さも露呈しているのは、トリガー条項解除するしないの補助金での解決策をとってみても露呈してしまっているわけです。黙っていてもこの国の政治に殺されていく恐ろしいバカ政府が政治をやっているんですね。

第一次世界大戦、日本はこのドイツのUボートを駆逐するためにイギリスからお願いされて戦争に参加しました。当時は潜水艦技術及び戦闘術に関しても最高峰だったからでしょうね。それは神国日本だからではなく、弛まぬ普段からの財政支出の継続によるものなのはいうまでもないでしょう。
金も出さないのに勝手に国防は強くなりませんのでね。
ですが、いまや中国に尖閣周辺で追い回され、ロシアには日本海にミサイルを落とされ、津軽海峡に中露艦隊が予告もなしに横行しても、さあどうぞお通りくださいとやれる国に成り下がりました。
緊縮をつけてきた結果、無い袖は振れない、つまり軍事力で劣るので相手から舐められているということです。
それでも30年前は、戦後から田中角栄の積極財政による高度経済成長をベースにまともに財政支出をしていた日本は、世界から頼られる経済大国だったわけですけれども。

自民党ジャポンと自民党支持者や政治に無関心な国家に必要のない根無草の愚かな大衆に、バンザーイ!


民主制国家が落ちぶれる根本は、国民が大衆と化して、政治が大義のために信念を貫く意味がなくなるという成れの果てなわけですから、今更嘆いても仕方がないわけですが。


==大衆から抜け出すための本を紹介==


NHKの100分de名著という番組で紹介された一文を紹介すると、
そして大衆は「みんなと同じ」だと感じることに苦痛を覚えないどころかそれを快楽として生きている存在だと分析するオルテガ。彼らは急激な産業化や大量消費社会の波に洗われ、みずからのコミュニティーや足場となる場所を見失い、根なし草のように浮遊を続ける。他者の動向のみに細心の注意を払わずにはいられない大衆は、世界の複雑さや困難さに耐えられず、やがて自分とは異なる他者を排除し始める


楽しく読むだけでアタマがキレッキレになる 奇跡の経済教室【大論争編】

政経でランキング1位だそうです。
変異する資本主義

以前中野さんの地政経済学関連のセミナーで、いくら経済政策が変わろうとも積極財政になってもコーポレートガバナンスの問題点つまり株式至上主義の富の独占について質問させていただいた時、これとも戦っていかなくてはならないんですよね。とおっしゃっていたわけですが、カレツキの的確な階級説明を提示してくれたのは大きい。彼が言論を発するということは、小さいビッグバンが起きるということなのかもしれませんね。いろんな人が気づき始めました。

富国と強兵

すべての経済に関わるもの、為政者に読んでいただきたいですね。あ、志が高くないと途中で読むのやめてしまうかもです。地政経済学で世界関係を推し量る人が増えました。

日本思想史新論―プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)

公と民の関係性と為政者の哲学、国民統合一致団結、プラグマティズムな考え方で根本を理解できるようになるからこの本は不思議です。私自身もこの本によりいろんなことが見えてくるようになりました。一番読んで欲しい本かもしれません。


銀河英雄伝説 文庫 全10巻 完結セット (創元SF文庫)

マキャベリズム、帝国主義、解放ではなく自由、個人主義ではなく個人の尊厳、それらを履き違えた全体主義、そういった人間と共同体の根本を問いながら、戦争の戦術と人間の駆け引きと、世界とはこうやって動いているという歴史の累積をまざまざと見せつけられる。
私はアマゾンプライムでどハマり中です。ラインハルトとキルヒアイスとヤンウエンリーに会いたい。


MMT現代貨幣理論入門

経済を語るなら最低限理解しておくべき本になりました。


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