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ビットコイン暗号資産でマネーロンダリングさせないという法律を作るのは結構ですが、それはそれとして、外資が半分以上日本の企業の株を保有できてしまっていることが問題なんですので、そこは改正しないんですかね。まさにこちらの方がロシアや中国から外交上の安全保障となり得るわけです。



日本の企業はなぜこんなに株式にこだわらなければならないんだろう?
ここで成長見られるっておかしくない?
設備投資をして生産性向上できるほど日本政府は財政支出をしていないので、仕方がなく株価を上げて技術が奪われないよう戦略的敵対買収を予防している。ということなんだと思いますね。

これ誰か解説している人がいたら教えてほしいですが、おそらく私が企業防衛を社員として任されるのであれば同じ方法を取らざるを得ないですね。
どんどん株価が上がるよう戦略をとって、配当は無理してでも強化して、自社株買いストックオプションで企業の株価を上げていく。もちろん経営陣は自分の懐が儲かる。企業は成長していないのに株価は成長する。これが企業の安全を守ることになる。
結果として非正規雇用となって正規社員は賃金をカットされ続ける。

こんな国にしたのは安倍晋三なんですけどね。
批判するのであれば、安倍晋三のコーポレートガバナンスという制度を一回廃止してからなら甘んじて受けましょう。株乞食って何でも食べるから卑しくて嫌い。自分の足も食って養分にしているんだから気持ちが悪いです。

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さて、いまだに水道復旧していないんですよ東北は。これ自分の身に降りかかったとしたら考えたら相当大変ですよね。しかも東北はものすごく寒いのでお風呂も入れず体を洗えないし朝は少ない水をお湯にではできません。



「ここは宮城県ではないのか」

 22日午後、団地の受水槽近くに設けられた給水所には、住民が次々と訪れた。高齢者が多く、補給作業も一苦労。水が入ったポリタンクを重そうに持ち上げ、車に積み込んだ。

 70代女性は「お湯が出ず、朝に顔も洗えない」と嘆いた。別の70代女性は「宮城県全域で断水解消」というニュースを見たといい、「ここは宮城県ではないのか」とうんざりした様子だった。

 住民らによると、団地は近隣でレジャー施設やゴルフ場などを手掛けた会社が1972年に造成し、水道管も「専用水道」として整備した。会社は2006年に民事再生法の適用を申請した後も、修繕には応じていた。東日本大震災による断水も復旧させた。

 レジャー施設は15年に、ゴルフ場は16年に営業を終えた。21年には宮城県大和町にあったゴルフ場の営業も終了し、会社は一切の事業を停止した。ただ、団地の水道管の管理は会社が担い、住民の水道料金の支払先になっている。

「金かかる工事できない」

 今月16日の地震で、団地の貯水槽から住宅に至る水道管が数カ所で破損し、57世帯のうち52世帯が断水した。ハイランド自治会長の早阪恵津朗さん(68)が17日、修繕を申し入れたが、会社側は「直したいが、金がかかる工事はできない」などと難色を示したという。

 自治会は仙台市に支援を求めているが、市は関与しない方針だ。市青葉区宮城総合支所の嶺岸裕次長は取材に「水道管は市の施設ではない。会社を差し置いて修繕することは難しい。会社の対応を待ちたい」と強調する。

 早阪さんは住民から修繕費を募ることも検討する一方、水道管の老朽化が深刻だとして「事業停止した会社には修繕できない。今後、市の水道管として管理するよう働き掛けていきたい」と話す。


ここに集約されています。
住民は生活ができない状態。風呂も入れない。
商業施設、産業施設は営業をすることがままならないという経済打撃。
水道管を行政に治すように言っても、そちらで治してくださいと言われてしまう。

発展途上国というよりは、無責任自滅国になってしまった日本。これを私は自民党ジャポンと呼んでいます。外国富裕層多国籍企業に売国する代わりに自民党の議員は多額の献金をもらう。もうこれは日本の政治制度と言ってもいいくらいですね。ゴッドファザーで悪徳議員が金をせびるシーンがありましたが、これが献金という形でプロセスを問わずに行われ、財務省の緊縮を阻止したらそのプロセスを露呈されて国民のルサンチマンを煽るために公表されてしまう。




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あのですねメタウォーターさん。日本の企業だから優しく書きますけれども、モニタリングだけしてどうするんですかね。コンセッション方式って運営面だけ美味しくいただきますっていうのはみんな知ってますよ。ねえ、監視してその後のアクションはどうするんですかね。水道を復旧してこその運営じゃないんですかね。それを復旧さえるのは役所に押し付けるのであれば、最初っから参入してくんじゃねーよ。

まあ日本のおこぼれ企業ばっかりを批判しても仕方がないので、大元締めの殺人企業のヴェオリアのページを見てみましょうか。



 宮城県上工下水一体官民連携運営事業(みやぎ型管理運営方式、以下「本事業」)※1に関連し、2021年5月19日に本事業の特別目的会社として株式会社みずむすびマネジメントみやぎ(以下、「みずむすびマネジメントみやぎ」)および維持管理会社として株式会社みずむすびサービスみやぎ(以下、「みずむすびサービスみやぎ」)を設立しました。
 両社は、本事業の優先交渉権者である10社(メタウォーター株式会社、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、オリックス株式会社、株式会社日立製作所、株式会社日水コン、株式会社橋本店、株式会社復建技術コンサルタント、産電工業株式会社、東急建設株式会社、メタウォーターサービス株式会社)が株主となります。

結局これなんですよ。すべて日本のインフラは株として金融商品化され第一段階として富裕層が先行情報で利益を得ていくんですね。それから国民から徴収料として水道費を強奪していく。

そして水道管が破裂したら、通報は役所には出すけれども、地方交付税交付金を削られまくっている財政難の自治体が赤字を出して水道管を治していく。

安倍晋三のときに未来投資会議、財政諮問会議などにヴェオリアの工作員であるレントシーカーども、竹中平蔵みたいな輩が入り込んで、水道事業の何の苦労をしない徴収業中心に政府に働きかけ、PFI法の成立や、地方創生地方バトルロイヤルで殺し合う制度で疲弊させて水道民営化をさせるように仕向けるなど、竹中平蔵とタッグを組んで、財務省の緊縮をうまく利用して、グローバリズムというイナゴの集団の多国籍企業は、日本国民を苦しみのどん底に落とし込んでいるのが今ですね。

これがヴェオリアが参入している地域の水道管轄です。

・73ヵ所の浄水場を運転管理
・64ヵ所の下水処理場を運転管理
・184の自治体から水道料金徴収業務を受託

やばいですよね。今後同じような地獄の日々が起きる地域がこんなにある。
何を言っているかというと、全国津々浦々、いま仙台で起きている、水道老朽化を事故が起きる前に修復するのではなく、そのまま放置して破裂して生活がやばいと暴動が起きる前に、政府に依頼をして金を出してもらうという手法に切り替わりました。いや政府も金を出さないんですよ。そうなると、地方行政は政府とは違って通貨を必要なだけ発行できませんので、自治体は銀行に地方債として金を借りて返せなくて財政破綻をしてしまい、その後は自治体統廃合により、病院、水道、駅、警察、などのさまざまなインフラを削られ、地方に住めなくなっていくわけです。

そしたらヴェオリは撤退するのです。だって儲からないからね。外国企業なので日本の国民に責任なんて取るわけないじゃないですか。これが根無草というもので、同じ日本の大地に根付いていないので共同体意識なんてものはないんですね。それがビジネスかといえば、そもそもビジネスというものは戦略を立て自信を持って提供できる付加価値をプレゼンなどのビジネススキルなどで勝ち取るものであり、こいつら多国籍金融商品チームは、政治のネットワークがあって、バカなものが権力を持って手を組んでいるわけでして、例えば安倍晋三、安倍晋三、麻生太郎あたりですね。

という構造が理解できれば、国民はこんなに苦しまなくてもいいんだということが理解できるとともに、大衆から抜けたして、選挙にどこに入れなければ自分の未来、子供の未来を守れるのか、なんてのはわかるはずなんですよね。







==大衆から抜け出すための本を紹介==


NHKの100分de名著という番組で紹介された一文を紹介すると、
そして大衆は「みんなと同じ」だと感じることに苦痛を覚えないどころかそれを快楽として生きている存在だと分析するオルテガ。彼らは急激な産業化や大量消費社会の波に洗われ、みずからのコミュニティーや足場となる場所を見失い、根なし草のように浮遊を続ける。他者の動向のみに細心の注意を払わずにはいられない大衆は、世界の複雑さや困難さに耐えられず、やがて自分とは異なる他者を排除し始める


楽しく読むだけでアタマがキレッキレになる 奇跡の経済教室【大論争編】

政経でランキング1位だそうです。
変異する資本主義

以前中野さんの地政経済学関連のセミナーで、いくら経済政策が変わろうとも積極財政になってもコーポレートガバナンスの問題点つまり株式至上主義の富の独占について質問させていただいた時、これとも戦っていかなくてはならないんですよね。とおっしゃっていたわけですが、カレツキの的確な階級説明を提示してくれたのは大きい。彼が言論を発するということは、小さいビッグバンが起きるということなのかもしれませんね。いろんな人が気づき始めました。

富国と強兵

すべての経済に関わるもの、為政者に読んでいただきたいですね。あ、志が高くないと途中で読むのやめてしまうかもです。地政経済学で世界関係を推し量る人が増えました。

日本思想史新論―プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)

公と民の関係性と為政者の哲学、国民統合一致団結、プラグマティズムな考え方で根本を理解できるようになるからこの本は不思議です。私自身もこの本によりいろんなことが見えてくるようになりました。一番読んで欲しい本かもしれません。


銀河英雄伝説 文庫 全10巻 完結セット (創元SF文庫)

マキャベリズム、帝国主義、解放ではなく自由、個人主義ではなく個人の尊厳、それらを履き違えた全体主義、そういった人間と共同体の根本を問いながら、戦争の戦術と人間の駆け引きと、世界とはこうやって動いているという歴史の累積をまざまざと見せつけられる。
私はアマゾンプライムでどハマり中です。ラインハルトとキルヒアイスとヤンウエンリーに会いたい。


MMT現代貨幣理論入門

経済を語るなら最低限理解しておくべき本になりました。


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