MMT・ケインズ的アプローチが世界の主流になった : あまちゃんブログ

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日本だけが緊縮を続けて、世界は積極財政に転換している。

ドラギ氏は、ＥＵ域内では、今後導入が見込まれる新たな財政ルールについて、加盟国の成長率見通しを損なわない形の段階的な債務削減を可能にすべきとの見解でおおむね一致していると指摘。「われわれは債務を拡大してきたし、今後も拡大する」と述べ、「良い債務と悪い債務」には明確な違いがあるとして、借り入れを活用して経済成長をもたらす生産的な投資を行うことが重要だと強調した。
「成長が主要な判断基準になる。各国が、今日発生している債務を最終的に返済するのに十分な成長を果たせるかが問題だ」と続けた。

何を言ってるか解説すると、今までは各国に負債つくんなよと制約かけてたけど、間違ってたよ。コロナでガタガタなんだから、そういう借金返済ごっこは本気でやめないとマジで死人続出するから、欧州中央銀行が債務を引き受けるから、EU各国は、共通通貨のユーロ建ての国債発行依頼かけていいよ。どんどんやっちゃって！

そのかわり自国の供給力だけは失うなよ！
それが壊れたらほんとに破綻しちゃうぜ。
欧州中央銀行は金出すからどんどん国民救って国内に投資をして！
※最後に後で返せるからアレやけども。みたいな一文は要らないけとね。

というように大転換してるんですよ。
欧州中央銀行も必死ですね。欧州連合国がこのまま経済ダメージを受けると、ユーロ自体の価値も下がる。ギリシャのような国がたくさん増えるとまずいですからね。

この欧州銀行の判断は素晴らしいですね。
ユーロに自国通貨に為替する場合は固定なので、ドイツからの輸入国はどんどん自国通貨のレートが下がり、破綻してしまう。
本来なら自国の中央銀行が通貨発行して債務は穴埋めできるが、ユーロで借金してかつ、自国通貨の国債発行は制限されている＝インフレ率制約があるので、今自国通貨建て通貨で財政支出はできないわけです。

http://ezemi.kir.jp/ezemi/アジア共通通貨の実現可能性と諸問題について%E3%80%80%20ppt.pdf

ですが、ユーロどんどん発行して債務引き受けるって言ってくれたら、ギリシャも含め復活しちゃいますね。

これがケインズのアプローチであり、貨幣論がMMTでアップデートされ、それが正しいと認識されたわけです。

日本はどうか？財政破綻しちゃうんだっけ？
いやいや

自国通貨発行👈ヨシ
変動為替相場制👈ヨシ
供給力👈ヨシ

という最強の主権通貨国であるにもかかわらず、自民党と財務省と経団連と慶應大学のバカな古典パ経済学者どもが、この国を滅ぼしたいので緊縮をして、国債、いや貨幣すら発行して民間に供給してないわけです。
というか財政破綻デマで多くの国民を殺してきたので、今更ごめ〜んね。ってできないのでしょうね。

いつ暴動おきんのかなー