先週やっとこ見てきたのですが、いろいろこの作品を見続けて待ちに待ったのでエヴァを多少知っているものとしての感想としては衝撃的でした。というか予想していた通りではあったのですが、こういう風にすごいクオリティの高い作品にしたんだなーって。あとは終わったんだーって感じですね。
これは映画館で観る作品ですね。

しかし、それよりももっと大切なことを庵野は語りかけた作品でもありました
人間にとって大事なものとは何か。「まごころを君に」とかでもそれは訴えていたんですけど、今回は「綾波シリーズ」のドラマを描くことでものすごく伝わりました。
知り合いのエヴァマニアも、これは同じ意見でしたね。まあ見てからのお楽しみ。
ネタバレはありませんが、反緊縮、国家観を訴えるものとして、いろいろ考えさせられる内容でした。

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とりあえずこの映画、アンチグローバリズムという今の日本の置かれる現状を憂いでいる人が観ると、国家安全保障という観点が詰まっていて、それだけでグッときます。

だれかを守るために戦うという使命が大前提な作品なわけですが、
種の保存の尊さ
食、つまり農業の尊さ
日本の田園里山の美しさ
海の資源の尊さ
空の青さの尊さ
森の尊さ
水の尊さ
忘れられたコミュニケーションの大切さ
土の匂い
働いて汗をかくことの清々しさ
人と話すことで分かり合えること
家族を守る想い
共同体があるから自分があること

あの完璧なゼーレのシナリオであっても人の心は人が創造できるものではない。
インプットされた思考パターン以前に、なぜ綾波シリーズはポカポカしたのだろうか。
それは人と交わることで生まれた人知を超えた何かです。意識がどうのという科学的問題ではない。
ゲンドウの博打は当たっていく。結果として破壊者たるゲンドウも人の心を理解していたからだろう。
まあそこはアニメといえばアニメなのですが、プログラムされていない反復以前の感情が生まれることすら我々は期待してしまい、なんら違和感はない、いやそうあってほしいと願ってしまう。

そしてATフィールドという心を閉ざして社会のコミュニケーションを放棄すれば、ゲームをするように人の生を無視して、自己欲求実現のために、神の真理に到達したという思考停止の合理性により、いとも簡単に歴史や生活を破壊をしてしまうこと。

これはまさにグローバリズムです。
これに対抗することも、この作品は忘れていなかった。
わたしも大人になってようやくわかったこと。いや最近学んでわかったこと。

人は人と交わり合って社会を育んでいく、
コミュニケーションをとり、嫌なことがあってもうまく考え適合していく。
考えるからこそ活きた判断が生まれる。
それが全ての事柄を成長させる、つまりそれがプラグマティズムであるわけです。

その事を、表現は違えど、この作品で考えさせられました。

ひとは役割を全うするために生きて、
ひとは生きるために役割を全うする。
全うする中で充実感や幸せを得られるのでしょう。

あ、適当に哲学を書いてしまった(笑)

そう教えられ考えさせられた、素晴らしい作品。
さらば、全てのエヴァンゲリオン。

もう一回観に行こ。

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