久しぶりに中野剛志さんが本を出しますね。
まだ富国と強兵読み切れてなくて、色々と追いついてないので、アレですが笑

2017年に安倍応援団が鎮座するJCの前で、
どうすればグローバリズムに対抗できるか?
っていう愚問に対して、
グローバリズムを変えようたって、政治が率先してグローバリズムを推進してるんだから、そのループにより変えれるわけがないですよ。
と批判した通りの世の中になりました。

ただ現実を踏まえ、変革のためにMMTを根拠に巻き返しを図っていたのも、彼の使命感だったわけですね。
ぜんぶ読んでもらいたいですが、掻い摘んでご紹介します。

中野:みんな「債務」という言葉に引っかかってしまう。債務というのは、太古の昔から返さなくてはいけないものだと考えられてきましたから。同じように政府の「財政赤字」というのも、「赤字」っていったら、それは減らした方がいいものとなってしまう。MMTが流行る前ですけど、ある政治家の先生からこう言われたんです。「国債を発行して良いことのために使おうとしているのに、これ以上発行するのはダメだと言われるのは国債という言葉がよくないんじゃないか」と。未来の投資に必要なものだから「未来投資国債」と呼んだらどうだろうと言う人もいました。私は、「お気持ちはわかるんですけど、またなんかそうやってごまかしていると言われて終わりですよ」と答えた覚えがあります。で、私が代わりに出したアイデアは「財政再建国債」。「よし、財政を再建するために「財政再建国債」を大量に発行するぞ」と言えば、財政再建論者たちは「ええっ、それって発行していいんだっけ、悪いんだっけ」ってみんな混乱するぞって(笑)。


—省略—
黒野:国家が赤字になっても構わないから、国民が不幸にならないように、貧困にならないように金をばらまいて景気を浮遊させる。こんな簡単なことが何でわからないのか? でもまだ、消費税を上げると言っている人がいる。15%? そんなことを言っているヤツが可笑しいぞと、それをみんなが言える社会にしないと。でも、今回のコロナがあったので、さすがに変な方向に行かないのではないかと、期待したいですけどね。 中野:あとは、繰り返しになりますけど、この10~20年で世代が変わってきていますから。だから私も、もうちょっと頑張ってみようかなと。


中野さんが頑張ってみると云ってくれたのは、例のMMTとプラグマティズムにおける実装化哲学根拠の提示によるものでしょうね。

少し、

自民党が壊した現状を変えるためにも希望持ちたいと思います。



クリックしていただけるとブログによる周知・拡散力があがります。
ご協力よろしくお願いします。
人気ブログランキング