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この知事は、以下二つの政策を忠実に施策化したわけですね。
〇県民の財産である「美しい自然景観」「水」「田園風景」「里山」などの適切な保全を図ります。
〇水害や土砂災害に備えた道路、河川、砂防の整備や、災害 に強い農村づくり・森づくりを推進します。


政治家として素晴らしいことをしているわけです。
これは有言実行であるわけですが、SDG’Sなどのグローバル化のひとつとして強化を進める自民党執行部からは相当な圧力がかかるでしょう。
全体主義極左化している自民党支持者からも、相当な圧力がかかるかとは思いますが、ぜひ日本派の皆さんは外資が参入している、わずかなエネルギー生産量なのに自然を壊して、再エネ課付金で余計な電気量加算で我々の家計を苦しめる「太陽光発電」は阻止しなくてはなりません。
応援しましょう。

まあこの方は、緊縮売国自民党関係者なのですが、といってもこの方は県知事ですので応援でもしましょうかね。

そうした中で、地方での政策提言について考えさせられたことがありました。
といっても私なんかが考える地方政策のあり方をこの方も熟知されている点です。

本来、地方は「信用創造」ができません。
そのため、お金をいかに工面するかということがまず第一に突きつけられる課題となります。
地方の歳出歳入を考えるに、地方税をまるごと使えれば、それはそれで租税を念頭に自己責任という批判にも対峙できるのかもしれません。
しかしながら、ほとんどの歳入は、中央政府に吸い上げられ、そこからわずかばかりを分配されている現状があります。
緊縮傾向が強いため年々交付金は減らされています。

地方交付税


さらに、「地方創生」という政策を安倍政権付け「政商」民間議員(竹中平蔵筆頭)が実行に移しましたが、どんな内容かというと、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を推進する計画が多ければ多いほど、グローバル化が進み富裕層が儲かるため、よくやったと地方交付税が少しだけ手厚くなる。
すなわち、公共インフラという住民の生活や経済活動の「基盤」を民間資本に開放し、彼らのビジネスを増やせば増やすほど、中央政府が「誉めてくれる」という話だ。逆に、公共サービスを「公」で維持しようとすると、地方交付税を削減されることになるわけです。
ここに国民の主権すなわち生きていくための補償は存在しないわけです。

従って地方は自民党に頭を下げないと生きていけない状態になっております。
この際、財務省が〜はやめます。財務省は当然バカな緊縮組織でございますが、政治的に解決可能であり、それを怠っているのは自民党に他ならないからです。

であれば、どうするのか?
それは、根気よく中央政府から分配をするよう圧力を掛けることです。
その努力を怠ってはいけない。政治は駆け引き。根負けさせることも必要です。

そうした中で、私などが地方選挙の公約などを考えるなら、まずは政治的アプローチを宣言することを重要視しますね。例えば
「地方交付税交付金の引き上げを政府に要求する」
「インフラなどの公共財管理を、地方主幹から中央政府主幹に切り替えるよう要求する」
「地方債引き受けを日銀に要求する」


これらは他力本願のように思うかもしれませんが、地方格差を埋めるためにも中央政府と地方自治体の分配のあり方について、地方から声をあげることが問題解決につながります。
なぜなら、地方は中央政府つまり自民党の愚策により衰退して格差拡大が進んでいるためです。

そして大きな根拠としては、地方はお金を創出することはできませんが、中央政府は貨幣を創出することができる。つまり予算に必要は国債を発行して、それを日銀が買い取りチャラにすることができる。(日銀の量的緩和はこれで、形式上の嘘である国の借金は解決しているのです。)
*実際には国債は返済する必要はないのですが、これならみんなに伝わるのでこう表現しています。詳しくはMMTを参照するか、手前のブログを参照ください。




さて、なぜ「長崎幸太郎山梨県知事」の政策提言に着目したかというと、もし地方で戦うのであれば参考にしてほしい政策パッケージを提言しているからでございます。

選挙に勝つためではありませんよ?いいですか?経世済民ですよ?
Howeverしなしながら、ダイバーシティだのアニメランドだのカイロではございませんよ。

本来先ほども言いました通り、地方が信用創造が可能であるなら、トレードオフ、つまり何かを削ってという考えにはなりません。しかし中央政府自民党が緊縮で予算を削っているので、限られた分配でやっていくしかないのです。ですがそれを含め必要な肝を抑えているというのが重要なのです。

手前が考える地方を活性化させるための政策提言についてある程度一致していたというのもございます。つまり一言で云うと「素晴らしい」わけです。100点ではないですがね。
実際問題貨幣についてどれだけの知識があるかにもよりますが、この方が「財務省」にいたのでよくわかりません。

それでは気になった政策についてピックアップします。

もしこれから日本派の議員として地方で戦っていくのであれば、ぜひ参考にしてください。かっこいいですねこの政策。素晴らしいブレーンがいるのでしょうね。負けられない。

山梨県知事政策詳細

まず、県民が豊かにならなければ
始まりません!

〇国とのネットワークを活用して、県の事業への補助金や交付金をこれまで以上獲得し、豊かな地域社会の構築を図ります。
⇨これを言える知事はいないでしょうね。素晴らしい。

〇災害に対し比較的安全で、リニアで品川から25分という地の利を生かし、首都圏の災害時におけるデータバックアップセンター、ならびに首都機能の一部補完施設の誘致に努めます。
⇨東京一極集中におけるテーゼでもありますが、狡猾に政治的駆け引きとして中央政府から事業予算を引き出すための戦略も兼ねているわけです。

〇不足する医師や看護師の確保を図り、県民の命を守る救急医療体制の充実を積極的に進めます。
⇨地方は政府の意向により削ろうとしている医療。何が大事なのかこの知事は理解している。素晴らしいですね。

〇水害や土砂災害に備えた道路、河川、砂防の整備や、災害に強い農村づくり・森づくりを推進します。
⇨次にくる大地震のために備えている。国土強靭化を地方から訴えることは当事者として重要であり、県民の命を守るために重要な意義があります。これを訴えられたら政府は何も言えませんが、残念ながら地方行政はこのことを軽視しがち、つまり政府に伺う前に諦めてしまっている。なぜかと言えば政府に「これをやるならもっと切り詰めなさいよ」と言われるからですね。

でも、戦うために政治家になったのであれば、やるよねこのくらい。
そう思わせてくれる素晴らしい政策でございました。
ぜひ地方での政策公約を検討している方は、参考になされるといいかもしれません。
もちろん、第一党の方であるならじっくり腰を据えて政策提言させていただきます。

久しぶりの公共政策の話でございました。
政策は問題解決であるわけですから、まずは当事者として地域の問題点をきちんと理解するということが必要なのであり、それに向けた解決ロジックはお任せくださいと云うことです。
勝てるか勝てないかとかの問題ではないのですよ。
問題を解決したいのかと云う問題なのでございます。

あ、結構誤解している人が多いので、こんど公共政策についてブログ書こうとおもいます。






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