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反緊縮で少しばかり勉強されている方向けのブログでございます。
道徳心があって貨幣観があってインタゲちがうよーオチンギンだよーって理解されている人は知っている内容なので見なくていいです。
一部のMMTer代弁者への悪口含むので閲覧注意です。

==悪口が嫌いな人はここ飛ばしてください==

ツイッター凍結されている私は、一人でブログを書いていて、反緊縮の方と会話もなくボソボソと学んだことを展開しているだけで反応もないため、みんなの潮流を知りたくて、どんな議論をしているかググったりしているとツイッターでの喧嘩を目の当たりにしてしまいます。(凍結されてるのでたまにしか見えないんですがね)

犬アイコンのMMTer代弁者
トランプアイコンで偉そうな難しい言葉をチョイスするが大したこと言ってないケン
学生の分際で社会を理解してる風な口をきくヘッドフォン
ここら辺がひどい。人を馬鹿にするから始末が悪い。こういうめんどくさい嫌われ者っているからね。

俺はレイの論文を翻訳して紹介してんだからすごいんだ。「俺を尊敬しろ」圧力がすごい。
こう云う人たちは、この国の経済がどうなろうと知ったこっちゃなくて、経済は彼らの知っている理論通りに動くらしいので、少しでも齟齬があると許せないらしいのです。
仲間であるはずの「反緊縮」勢が「デフレ脱却」「消費税廃止」「積極財政」を声高に云うと潰しにかかってきます。
難しい単語(私は知っているけど)わからん人が全部覚えなくてはならないはずはなく、少しでも教えて仲間を増やそうとはしません。少人数で俺らスゲーとやっていたいと云う奇特な人たちがいます。

説明端折ってても私はわかりますよ。でも説明端折って勉強したての人をおちょくるのはだめなんだ。すぐに合理的に「あかんやつ」と断定してしまう。主流派や株乞食となんら変わらん思考では、一般の人に経済を理解させることなどできませんね。

確かに反緊縮勢のいう「デフレ脱却」というスローガンは単にキャッチーであり、本当であればもっと違うところを目指さなくてはならないのはね。インタゲも昔は株主特権がここまで大きくなかったのでそのまま所得に回ったけど、今はちゃうよな?って言いたいんだろうけど、そこちゃんと説明しなくちゃならんでしょって話。俺もそれはずっと説明をし続けています。ROE8%圧力とかストックオプションとかハゲタカファンドの存在ね。

「ミンスキーはそう言ってない。ラーナーはもっと違うアプローチが。」
あの、それマウント取るために人の権威的な言葉を利用しているけど、「三橋の動画でマウントをとる反緊縮」って馬鹿にしてたけど、どんだけ権威ブーメラン刺さってんだよ、上念司かよって話ですね。ツイッターやめろアホすぎるから。

でも、そいつらが反緊縮勢にツッコミを入れる ⇨議論になる ⇨最後には「実質賃金だ重要なのだ」という反論をされる ⇨無視スルー
という光景が良く観られます。
だったら最初から来るんじゃないよって話なんですよ。舐めてるんでしょうね。もしくは暇なんでしょう。

==ここからが知ってほしいことです==

ということで、こういう変な人に絡まれないためにも、主張する内容つまり「何を目指さなくてはならないのか」と云うことですが、
もちろん「国民が豊かになること」ですね。
では豊かになるということはどう云うことなのか?
つまり実質賃金が向上することです。
いくら「デフレ脱却」を目指しても、いくら消費税廃止」しても、「実質賃金物価上昇率に負けてしまっては、豊かになってはいません。
「97年には600万円の車を普通に買えたけど、時を経て出世して基本給は上がったんだが、2020年には200万円の車すら買得る余裕はない、もしくは買えないんだ。」
これって国民経済が豊かになってないですよね?

この実質賃金の向上を目指さないといけないんですよ。
三橋さんが作られた、高度経済成長期の実質賃金と物価指数の相関グラフですね。
オイルショックなどのインフレ率上昇により逆転するまでの間は、黒の実質賃金が、赤の物価上昇率を上回っている。これがみんなが豊かに暮らせるということです。労働者がモチベーションが上がっていた頃でした。車も家も夢じゃなかった時代です。


高度経済成長



今はどうですか?
結局のところ、実質賃金は下落し続けています。


【日本の実質賃金の推移(2015年=100)】
 

物価が上昇しても、賃金が上昇しなければ、生活が豊かになったとは言えません。
物価の上昇は
「政府支出増で需要が上がり供給が追いつかないので物価が上がる」⬅︎健全な物価上昇

「消費に上乗せする消費税増税」
「政治的背景によるエネルギー価格変動」
「食料に関しては天候で農作物の価格変動」
「住宅資産への金融商品としての投機の影響」
があるので様々な物価上昇要因があり、これらを部分的に差し引いた様々な物価指数がありますね。グラフを見ている方はよく理解されているとおもます。
ですから一概にこれだからこのインフレ率とは言えないものです。
しかしながら政府の実態隠しのための物価指数(CPIのみ)は財務省ならではなのであてにしてはいけませんね。なぜかと言えば原油が上がったら、消費税増税したら、インフレ率が急激に上がるわけで。これって受給ギャップの変動、つまり好転ではないですよね?

では、実質賃金については、どうすれば上がんの?
って話ですが、まずミクロ目線でみてみると、
・給料(名目賃金)と物価は10%アップ、販売個数は変わらないなら実質賃金は変わらない
・給料(名目賃金)と物価は10%アップ、販売個数は10%アップなら実質賃金は10%アップ
・給料(名目賃金)と物価は10%アップ、販売個数は5%ダウンなら実質賃金は5%ダウン
・給料(名目賃金)と物価は10%ダウン、販売個数は5%ダウンなら実質賃金は5%ダウン
・給料(名目賃金)と物価は10%ダウン、販売個数は20%アップなら実質賃金は20%アップ

「実質賃金」は「物価指数」を差し引いたもの、つまり物価上昇率・インフレ率を念頭に算出されています。それを踏まえるとつまり金額ではない。何が実質賃金をあげるのか?
赤字のところの相関を見ればわかりますね。
実質賃金を決めるものは「生産性(販売個数=付加価値生産の量)」なんですね。

だからこそ、生産性の向上と三橋さんは言っているのです。
だったら「デフレ脱却」って、なんで言っているんだろう?
これはとある講義の中の一部なのですが、しかも10年前からこの結論に至って発信しているわけですね。これすごい一貫しているんですよ。
それであるにも関わらず彼を批判するのは「合理主義者」が「プラグマティズム」を理解できないってことなんですね。私的には思考の欠如だと思っています。


リフレ池戸さんのようにインフレ率上げろとか物価上昇とかそんなことは言ってませんね。
供給力を上回る需要が必要だって。
まさしく、生産性なんですよ。
でもね、その生産性って今のデフレギャップが大きい時に民間企業は設備投資や人材の確保なんてできっこないでしょう?
その通り。だから下の図の真ん中のリストにある通り、「政府最終消費支出」つまり財政支出をして国民を救えって言っているんですものね。

この三橋さんのギャップ図はまさに正しい経済動向を見事に説明している図なんですね。
ここに「実質賃金」をうまく取り入れられたら完璧なのでしょうかね。こんなにゴールを指し示している図もすごいわけで。

つまり、自国通貨発行国の日本の国債発行の信用は「供給能力=輸入に頼らない内需の力」であり、
デフレ不況で「民間最終消費支出」が落ち込んだ時は、
社会保障費などで国民を経済的に支援するために「政府最終消費支出」
公共事業や企業への設備投資の支援などをするなどの「公的固定資本形成」
をして「総需要」を上げて、「本来の供給能力」を引き上げる必要がある。
そしてここに付け加えるのであれば、「実質賃金」をあげることが「国民経済」すなわち「GDP」と云う経済成長の分母を引き上げることにつながるわけですね。

鉄腕アトムの世界は30年前に実現しそうでしたが、ドラえもんの描く世界はまだ見れてませんよね?


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そして、ビルトインスタビライザーという景気の自動安定化装置を機能させなくてはならないんですよね。
それは「税の累進性」「法人税課税による節税対策による原点回帰の労働分配と設備投資促進」「政策金利」「JGPによる雇用対策」しかり、いろんなビルスタによる財政政策があるかと思います。これが全く今は機能してない。
これは絶対にやらなくてはならない「ポリティクス」であるわけですね。

しかし格差拡大型社会というのは本来成熟した先進国の政治としては恥ずべきであって、金融資産の不労所得者の税率が20%なんですから。しかも億を超えると安くなる逆進性も完備している。金持ちはもっと金持ちなれ献金しろ。これが自民党の目指すトリクルダウンでしょうか。ここに国民はいないわけです。
国家が大事にしなくてはならないのは、全ての需要を国内で100%供給できる国であるわけです。そのために技術革新を支援するのが政府の仕事。
それをですね、インバウンドだの外国と競争だの、なぜ世界に依存しなくちゃならんのよ。
それは外国の富裕層つまり米国商工会議所やウォール街の「ハゲタカファンド」や「グローバル企業」の投資家の話しか聞いてないからでしょ。
労働者を大事にしない国は滅びます。誰が物を作ってんだ?その人たちが真っ当な対価をもらえないっておかしくないか。っていうことは幼稚園のお子さんでもわかるはなしです。

おっとビルスタ説明する図はあまりないんですが、さすがマクロ経済通の門前小僧さんですね。ブログに載せてましたね。

いつも反反緊縮・株乞食(彼は株ぶたっていってましたね)たちを、天才プロレタリアートの栗鼠室さんと一緒に張り倒しているイメージです。(笑)
いつも勉強になります。

補正予算を「えびの天ぷらの衣だけが大きい」というたとえの図を作ったのはこの方です。
お借りしまーす。


法人税ビルスタ



累進課税ビルスタ



そして、三橋さんもそうですが、中野剛志さんは特にここら辺を問題にしていました。
最近は室伏さんも参戦していますが、

コーポレートガバナンスの廃止を目指さなくてはなりません。
つまり、労働者の賃金を株主に吸い取られるっていう、不労所得者を儲けさせる仕組み、つまり構造が歪んでしまっている問題です。
これを解決しない限りにおいて、本当の「実質賃金」の向上は無理です。
これに関しては私も声を上げていたんです。はい。



不労所得の株乞食どもが企業に張り付いて養分を吸っているってことですね。

【資本金10億円以上の法人企業の配当金(兆円)の推移】

http://mtdata.jp/data_68.html#haitoukin


この「コーポレートカバナンス」を廃止することが、実質賃金つまり国民の生活向上のための所得を得るためにとても重要な訳です。

==ここまでが知っていただきたかったことです==

私もこの体系的な話を書きたかったのですが、放置してましたけど、ムカつく奴がいると手が勝手に。怒りがあったからですね。

冒頭でディスりましたあそこらへんの悪口のツイートってひどいんですよ。こいつらって、中野さん、藤井さん、三橋さんを徹底的に馬鹿にしている。とくに彼らのやりとりで昨年の12月あたりをみてください。あえて出しませんが。

誰も認めてくれないから、同じ方向をみているであろう反緊縮(これすら否定するおそらく緊縮なのだろう)に対して、マウント取りに来て返り討ちにあって、論文紹介したの俺らだぜって、ただ理解したってだけの論理形成を伴わない暗記詰め込みしただけで威張っている、くだらない奴らってのは、なぜダメなのかっていうことをまざまざと見せつけてくれます。

まずもって、お前らよりも長く反緊縮を訴えている人に対して、レッテル貼りをして人格否定をしたりね。普通そんなことはしないんだよな。ツイッターってみんな見てるってことを理解してないんだよね。
みんな社会人なのよ。お前らと違ってさ。

だから嫌いなんだよな、個人主義のリベラルの経済クラスタって。
なんも理解してないのよ、財政というものと向き合っていない、そこには生活がかかっている人を救うためとか、そいう共同体を大事にする精神が微塵も感じられない。
ただマウントを取りたいだけなんですね。

ですから反緊縮を主張する皆さんの中で、この馬鹿どもに絡まれたりしたら
「レッテル貼りをするひとって思考で負けているからですよねー。記憶力自慢とかいらんから社会にいかに実装したり周知したりっていうことを真剣に考えられないどんぐりに用はない」
「公共政策とか財政とかってわかってますか?」
「くだらないお前らのマウントなんかよりも実質オチンギンだよ」
でいいんじゃないでしょうか。あとはブロックでいいです。2行でなんか言ってるけど大したこと書いてない揚げ足取りばかり。
人に教えることができないのなら学問じゃないんだけどね。

とりあえず真面目に戦っている人をバカにしているのであれば、もうそいつに道徳心なんてものは無いと考えたほうがいいです。憂さ晴らしでしょうね。


というか、お前らのレベルで、中野さんや三橋さんをディスって同じ立ち位置で話しているのも、ネットってすごいなーって思うわけです。
先に歩いてきた人の「道」を軽く否定できるんですから。そこには苦労とか努力とかがあるんですよ。この国をなんとかしたいっていうね。
そう云うのを度外視してレッテル貼りをする。人を尊敬するとかいった、社会に溶け込むとかというプラグマティズムが全くない、主流派とおなじ「合理的な馬鹿」なんですわ。B層の安倍信者もそうなんでしょうけど。
中野さんが
MMTとプラグマティズムと題して、本家のレイの前で新しいロジックを展開したら烈火のごとき嫉妬の嵐でした。ツイッターやってたら流石におちょくってしてましたね。
気持ちが悪い。お前のことはレイは知らないんだけどな。いるんですよこういう勘違い。

はっきり言うけど中野さんの講義は素晴らしいものでした。本気で国民経済を救おうと思考した結果のパラダイムシフトを起こしたのではないかと思っています。主義一貫した人だからこそ生まれたMMTの社会実装学です。



そして反緊縮として多少の知識のある方は、この三橋さんが全てを総括しているブログを出しているんですよ。まさにこれなんですよ。それを知らずに理解しょうともせず森を見ないで批判ばかりしている。
なんでもいいんでしょうね。つか三橋さんに嫉妬しているなら大笑い。


正直ね、金ピカやマクロ経済を理解していようが、それに日本の財政の構造を理解して、貨幣についてオタクになるくらい研究している三橋さんにはかてるわけなでしょう〜。
黙れまじで腹が立つ。
別に信者じゃないけど、日本の国民経済のために頑張っている人に対して、上から目線はやめなさいってことだ。

IT業界にもいるのよ。ちょっとプログラム言語ができて、マネージメントも構築もできんくせに、英語ペラペーラ言葉もペラペーラ頭もペラメーラで、新しい知識・オープンソースの使い方や考え方や実装方法の論文を翻訳して「ご使用の際の注意」程度のテキストを添えた程度で「エバンジェリストでござい」ってね。アクセス数が上がると口コミで出版社から声がかかっちゃうという変な現象となんら変わらんのよ。それがなんなのか?英語できてたまたまマクロ経済を理解していたってだけで、おめーが考えたわけじゃねーんだけどな。っていう。
ここまで批判するとかわいそうかな。でもそのくらいひどいレッテル貼をしていたので構わんでしょう。

無責任なツイッターで勝ち誇ってるやつが「反緊縮」だと言っている。
なんとなくこれでいいんだろうかとは思う次第です。
でもお前らのおかげでこのブログかけたので感謝するわ(笑)


MMT現代貨幣理論入門
L・ランダル・レイ
東洋経済新報社
2019-08-30


富国と強兵―地政経済学序説
中野 剛志
東洋経済新報社
2016-12-09





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